2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
2011年に発生した東日本大震災は、頻繁に「想定外」と言う言葉で語られる。 マグニチュード9という巨大地震により2万人近い犠牲者が出ることは、地学者にとっても想定外に大きな被害だった。 一方で、「3.11」から5年が過ぎた2016年4月に発生した、熊本地震…
この本の題名がいい。 まず、手に取って何が書いてあるのか、ぱらぱらと読んでしまう、黄色の新書版。 それだけで、この本のPR効果は成功していると思う。 宮口氏の専門は、児童精神科医。 ある少年との出会いが人生の方向を変えることになる。 その少年は性…
田辺聖子先生は、いつもこう言った 。 「書けば、人生ななんか、ある日、パッと変わるんや」 書くことは、生き方の問題である。 人間はだれしも孤独だ。書くことは孤独と向き合うための「手なぐさみ」かもしれない。孤独の本質とは、ひとりであるということ…
この本の題名はおしゃれだ。 そして、この本は 森博嗣さんが若者向けに書いた、応援歌のようでもある。 なにをしても上手くいかない、と悩んでいる人は、ほとんどの場合「道」を探している。 成功するとそこに道ができるけれど、それは、他の人が通っても成…
この本は、金色の新書版。 いかにも、これからお金もうけしたい人が、成毛さんの独創的な叱咤激励に自分を奮い立たせるための、啓蒙書。 この類の本は巷にあふれ、貧乏人のあこがれが、著者となる作家の懐をますます、潤わせるのだと思わせる。 ただ、そんな…
森博嗣さんは、変わっている。 たぶん、近所にいたら、趣味の電車を一人で、こつこつ作っている、変わったおじさんだろう。 世の中には、こんな変わった人がいて、そうゆう人のほうが、人生を面白く生きているということなのだろう。 一人で楽しめる趣味は「…
「橋のデザインを考えるな、河の渡り方を考えよ」 橋の設計という解決方法が壁に突き当たるならば、本来の課題が何であったかに回帰し、それが「河を渡ることである」と再認識することで、様々な解決法が頭に生まれるだろう 。 ある一つの解決方法が、壁に突…