たびとらの本と旅

おすすめの本と印象に残った旅の写真を紹介

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

本物の思考力 出口治明 著

出口氏はライフネット生命会長 だ。 京都大学卒業、日本生命に入社、2008年ラフネット生命保険㈱を開業、「全世界史」「世界史としての日本史」など歴史の知識も専門家なみで、多くの著書を持つ。 この本は、日本社会全体が、思い込みや固定観念にとらわれて…

この感染症が人類を滅ぼす 奥田研爾 著

この本を手にとったのは、 やはり、新型コロナウイルスが全世界に猛威を振るう今。 感染症とは何か?感染症に対して、私達はどのように対処していくべきか? ということを知りたくて、大型書店の専門書コーナーで立ち読みをして、読みやすそうだなと思って購…

知的再武装 60のヒント 佐藤優、池上彰 対談書

日本で一番、売れる本を多く出版している2人の対談 正直言って、この2人は、超驚異的なスピードで本を出している、人気作家ではないだろうか。 この二人が、45歳が人生の折り返し地点だ。そこまでに何ができるのか。その年齢から何をすべきなのか?語り合っ…

感染症パニックを防げ! リスク・コミュニケーション入門 岩田健太郎 著

この本は2014年11月20日 初版が発行されている。 きっかけは、2014年に発生したエボラ出血熱とデング熱の流行を受けて、医療従事者と一般向けに、リスク・コミュニケーションについてまとめたものとある。 おりしも、現在、2020年 新型コロナウイルスが全世…

営業はいらない 三戸政和 著

株式会社日本創生投資 代表取締役CEO この著者、三戸氏の肩書である。 うーん少し警戒。 会社のホームページを覗くと 経歴:ソフトバンクか、なるほど。 他の役員は? バイスプレジデント: 野村証券出身、うーん。 アソシエイト:みずほ銀行出身。投資会社…

インフルエンザなぜ毎年流行するのか  岩田健太郎 著 (2018年11月初版)

今年は、新型コロナウイルスで世界中がパニックに陥る中、日本でも、すでに感染者数9千8百人(死者数 208人 2020年4月18日)を超えている。 世界の感染者数は220万人(死者数15万人 4/17)となっており、このウイルスの感染力の大きさは今までに経験したこと…

ウソつきの構造 法と道徳のあいだ  中島義道 著

世の中のニュースに対して、自分は何を信じたらいいのだろうかと、迷ったときに 哲学者の言葉ほど響くものはないかもしれない。 著者は、「哲学塾カント」を主宰する哲学博士。 氏の著書を読むと、近所にいたらとっても付き合いたくないタイプの個性的な人間…