たびとらの本と旅

おすすめの本と印象に残った旅の写真を紹介

生物は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」を繰り返し生き残ってきたんですね。

池上彰が聞いてわかった生命のしくみ 池上彰さんが、東工大で生命科学を学ぶ、というこの本 生物は、高校生の時以来、ほとんど勉強してこなかった、私にとって、とっても興味深い内容で、おもしろかった。 「ウイルスは生物ですか?」 新型コロナウイルスが…

橋本治さんは今でも私の中で生きている。「負けない力」を再読する。

私の中で、橋本治という作家は、大学生の頃から、もっとも影響を受けた作家のひとりである。 橋本さんは本当に天才だと思って、いつも本を読んでいるのだが、 その内容は、いつも、なんでもない、身近なことばから、始まるのであるが、 そこからの展開は、独…

日本人が公演や会議などで、質問しない、本当の理由。

私達は、公演や、会社の会議で発表者が 「何か質問はありませんか?」と出席者へ質問を促す時。 殆どの場合、沈黙の時間が流れることを、頻繁に経験しているだろう。 それは、なぜだろう。日本人はシャイな性格な人が多く、多くの人の前で、しゃべることが慣…

山中教授のコロナに関する記事をあらためて読んでみる。

山中伸弥 教授は、 日本のコロナの現状・情報発信に対する懸念から、専門家として、何か自分にできることはないかと、自身のblogを立ち上げ、 正しい情報を発信し続けている。 私も、テレビやツイッター、ネットニュースを見ながら、政治家やタレント、専門…

ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ! 武村正春 著 役に立つウイルス、かわいいウイルス、創造主のウイルス

新型コロナウイルスについては、昨日、緊急事態制限が5月末まで延長されることに決まった。 日本じゅう、自粛ムードの中、経済の落ち込み・医療崩壊・感染者への差別・マスク不足など、新型コロナ関連の問題が噴出。テレビもSNSもその話題でいっぱいである。…

科学的人生論 武田邦彦 著

5月1日連休の前半、自分の本棚を整理しながら、 読みかけの本を取り出すと、ついつい面白くなって、最後まで読んでしまったので、ついでに紹介します。 武田邦彦氏は、ホンマでっかで結構、言いたいことを言って、テレビ的にはとっても有名な先生の一人。 東…

本物の思考力 出口治明 著

出口氏はライフネット生命会長 だ。 京都大学卒業、日本生命に入社、2008年ラフネット生命保険㈱を開業、「全世界史」「世界史としての日本史」など歴史の知識も専門家なみで、多くの著書を持つ。 この本は、日本社会全体が、思い込みや固定観念にとらわれて…

この感染症が人類を滅ぼす 奥田研爾 著

この本を手にとったのは、 やはり、新型コロナウイルスが全世界に猛威を振るう今。 感染症とは何か?感染症に対して、私達はどのように対処していくべきか? ということを知りたくて、大型書店の専門書コーナーで立ち読みをして、読みやすそうだなと思って購…

知的再武装 60のヒント 佐藤優、池上彰 対談書

日本で一番、売れる本を多く出版している2人の対談 正直言って、この2人は、超驚異的なスピードで本を出している、人気作家ではないだろうか。 この二人が、45歳が人生の折り返し地点だ。そこまでに何ができるのか。その年齢から何をすべきなのか?語り合っ…

感染症パニックを防げ! リスク・コミュニケーション入門 岩田健太郎 著

この本は2014年11月20日 初版が発行されている。 きっかけは、2014年に発生したエボラ出血熱とデング熱の流行を受けて、医療従事者と一般向けに、リスク・コミュニケーションについてまとめたものとある。 おりしも、現在、2020年 新型コロナウイルスが全世…